石川県で昔の仲間と飲みました
今週、石川県に行きました。
その際、私がかつて勤めていた会社の仲間と8年ぶりに会食し、楽しい時間を過ごしました。平日にもかかわらず、幹事さんのおかげで男性4人女性3人の7人もの方が参集してくださいました。メンバーのほとんどは10数年前、私が新入社員の教育係をした面々で今は皆アラフォーですが、面影はむかしのままで本当に懐かしく思いました。当時は500人くらいの事業所に対し毎年エンジニアが5人から10人くらい入社し、会社もそれなりに活気があったことをよく覚えています。しかし、今は事業の状況は厳しいようで新規採用もなかなか厳しいようでした。このようなことを目の当たりにすると、事業を継続成長させることができなかった我々世代の責任をつくづく感じます。そして、それに対する私の結論は、このまま日本の中にこだわっていたらじり貧になるだけなので、海外に飛び出し世界標準の中で戦って勝ち残り、日本国内に雇用と資金を持ちかえるのがベストと考えています。もちろん、それなりの準備は必要ですし、私の場合は7年間準備をしました。
ところで、会食の時の話題の一つに、KMTの会社の名由来の話が出ました。由来はホームページの隅っこに載っているのですが、みなさんの意見では、安易に自分の名前から取って、後でこじつけたと結論付けていました。それ自体は何の変哲もない会話ですが、その議論ができるということは「私はホームページを見ましたよ」とのメッセージと思い、内心思いうれしくなりました(錯覚かもしれませんが)。たまには昔の思い出を共有できる仲間と一献傾けるのもいいものです。
それから、Mさんから、日々更新とあるのにブログの更新がされていないとおしかりを受けました。認識しておりますが、多分このペースは変わりません。すみません。
日本、韓国、台湾のスピード感
昨日、台湾の商社と話をしているとき、韓国の商社から電話がありました。
内容は韓国でいい商品ができたので、日本で売れないかとの問い合わせでした。
その会社は日本で販売活動をしたけれど、興味はあるが評価までなかなかいかず、評価に入っても時間と労力が大変なので、何とか簡素化できないか?そんなルートないか?との相談でした。
他方、台湾の商社との話は、台湾で売ることのできる日本商品がどこかにないか?とのことでした。日本の製品は台湾でも人気だが、主だった会社は商流がはっきりしているので、台湾の商社が単独では入りずらいとのことでした。韓国の商品の話を台湾の商社にしたところ、すぐやりたいとのことで、昨日すぐ話が始まりました。
今回は、韓国と台湾の間の仕事になり、日本の会社は存在しません。
唯一そこでの日本の価値は、韓国と台湾の会社のコミュニケーションは日本語で行われるということです。
韓国の商社も台湾の商社も社員数数人の小さな会社です。
にもかかわらず国をまたいで積極的にやっていこうというガッツがあります。
私も日本国内の会社を当たろうと思っていますが、現状では彼らのスピードにはついていけないと思います。
なぜ日本はこんなにもスピード感のない社会になってしまったのだろうかと考えてしまいます。
品質や不正を防止するための手順は必要です。しかし、誰かがリスクを背負って判断できる環境が少なくなっているのではないかととも思います。判断する全員を説得するための資料を時間を沢山かけて作って、お伺いを立てるといったことになっていないでしょうか?その結果、方向性は間違いないが出遅れた。とか追い越されたとか。
今日の天気予報は東京27度曇り後雨、ソウル28度大雨、台北33度曇り。