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さらなるビジネス拡大を目指して (上場企業A社)

2011年
国 日本
A社
メニュー名 電子材料 ビジネスモデル構築

Background & Needs 背景とニーズ

経営の次の柱を育てるべく、同社が5年前にスタートした電子材料事業。取引先もそこそこ安定し、それなりの商売にはなっており、従業員のモチベーションも高いものの、なぜか規模が伸びない、それが経営陣の悩みでした。

Purpose 目的

売上規模の拡大を阻害している外的・内的要因を明確にし、それらを解決することによって同社の「電子材料事業」を成長軌道へと乗せ、主力事業への規模拡大を図る。

Consulting 指導内容

現場リサーチ、および経営陣と各部門へのオーディットの結果、ひとつの問題が浮き彫りになりました。それは、部門内の結束は固い一方で、部門間コミュニケーションには溝があるということ。営業の要望に対して技術者が専門的な化学式を隠れ蓑にして受け流してしまったり、営業の顧客マーケティング視点に基づく提案が技術者の主張とかみ合わない、といったやりとりが現場では散見されました。また経営陣も技術部門の難解な化学式は理解しずらかったため、社内における考え方や認識に立場によるズレが生じていました。そこで、技術に精通しつつもマーケティング視点に立つ第三者コンサルタントの立場から、ちぐはぐになっていた認識を共通言語に翻訳。ミーティングを重ね、各部門間で同じ目的意識を共有するに至りました。そこからは、マーケティングの常套手段へと移行。市場調査をゼロから実施し、同社の強みを活かせる市場を選定。取り組むべき開発課題を洗い出し、全社的な売上目標管理の仕組みを導入しました。

Output 成果

今春より新たな組織体制で、全部門が一丸となって共通のゴールを合言葉に売上拡大に向けて取り組んでいます。(現在継続中)

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